ながおか森林塾 2017年

一日目 2017.05.20

全国的に暑い日が続いています。今日は28度になるようです。
今年の受講生は3人。しかも一人はわがチーム木念人のメンバー。今日はお休み。
さらに一人は遅刻。受講生一人での開講式です。

今日の講座内容は
チェンソーに慣れよう −−− 各部の名称・構造から玉切り。
目立て −−−−−−−−−− 切れる刃、切れない刃、その違いは。
伐倒の基礎 −−−−−−−− 伐倒のための基礎知識と受け口練習。



9時00分 集合・オリエンテーション
開講前の打ち合わせ、というより雑談 ちょっと寂しい開講式になりました。 
9時15分 チェンソーの各部名称と役割など ― 取り扱い上の注意点など。
各部の名称や役割などを説明。特に安全に関しては念入りに。初心者にとって、ブレーキは安全装置ではありません。
9時45分 玉切り ― 繰り返し、繰り返し。エンジンの振動や音に慣れて行きます。
エンジンの始動から玉切りを繰り返し繰り返し行います。過剰な恐怖心がなくなってきたようです。
11時00分 目立て ― エンジンのパワーより目立てのほうが切れ味に影響します。
ソーチェンやカッターの構造について説明。やすりのサイズを間違えないように。
11時45分 昼食
12時45分 目立ての続き ― 切れ味の違いを覚えてください。
しっかりと固定するとやりやすくなります。カッターを固定することが大事。固定する方法は人それぞれ。
13時30分 伐倒の基礎 ― 切れ味の違いを覚えてください。
   伐倒とは立木を切り倒すこと。その方法と原理を説明。受け口とツルの重要性を理解しないと、伐倒はうまくゆきません。  
14時00分 受け口練習 ― 伐倒のための最重要パーツ、受け口作りの練習。
  丸太を立てたもので、受け口作りの練習。水平切りと斜め切りがきっちり合わさること。出合った線が嵌合線。
嵌合線の直角方向が木の倒れる方向になります。 
   伐倒方向が狙ったほうを向いているかを何度でも確認。  
15時00分 メンテナンス ― 使用後はこれくらいの「清掃」をしましょう。。
たった一日の使用で、どれくらい汚れるか。バーの溝、オイルの出る穴などきちんと清掃しましょう。no photo
     
15時45分 終了
     

二人目の受講生も一時間ほど遅れて到着。何とか追いつくことができました。
今日の講座内容は、基礎中の基礎。しかし、ここをしっかり身につけるとつけないでは大違い。
次回は、間伐のための理論と、立木の伐倒になります。