二日目になるとスタッフも受講生も以前からの友人のように笑顔で挨拶。
楽しく、有意義な一日になりそうですね。
今日の講座内容は
伐倒 ----------- いよいよ立ち木を倒します。前回の受け口作りの練習成果はいかに。
目立て --------- チェンソーも刃物、切れないと役に立ちません。
9時15分 受け口作りの復習 ― 前回の練習を思い出して、追い口切りまで。 | ||
2週間前にやったこと、覚えていますか? 受け口の水平と方向、ツルをしっかり残すこと。 その為の姿勢、立ち位置。 |
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10時00分 伐倒 ― 係り木にならないためにはどこを狙うか。その為の受け口の方向は? | ||
いよいよ立ち木の伐倒です。 丸太で練習したことを確実に実行しましょう。 「まあ、こんなもんだろう」でやると後が大変なことになります。 係り木になることが予想されますので、事前にロープをかけておきます。 |
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12時20分 昼食 | ||
13時00分 目立て ― ヤスリをどう使えば刃が付くのか。方法を理解して、繰り返し練習が必要です。 | ||
目立てはソーチェーンのカッターに刃を付けること。 刃がどこにあるか、ヤスリをどう当てるか、ソーチェーンの構造などを資料と模型で説明。 丸ヤスリの当て方や動かし方、左右のカッターの長さをそろえることなどちょっとしたこつをつかめば、格段に良くなります。 とは言うものの、繰り返し切れ味を確かめながらの練習が必要です。 ソーチェーンが1本なくなる頃にはうまくなっているはずです。 |
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14時00分 伐倒 ― 二度目の伐倒、少しは落ち着いて出来るでしょうか。 | ||
伐倒木を背に、方向を決めます。 この場合、体の向きがしっかり伐倒方向を向いていることが重要ですが、その甘さのために多くの場合この方法は失敗します。 |
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手前に立てた棒が受け口の方向。 棒を立てる位置が違っていなければ良いのですが・・・。 |
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今の段階では係り木のはずし方を考えるよりは、係り木にならない方法を練習することが大事です。 どの方向に倒せば、係り木にならないか、その為の受け口の方向は? まずは狙ったところへ倒すことを練習しましょう。 狙ったところへ倒せるということは「はずしやすい係り木を作る」ということも出来るということです。 事前にロープを欠けておいて、みんなで引っ張ってはずします。結構大仕事です。これを一人でやるとなると、ぞっとしますね。 |
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15時45分 次回の説明の後、解散 | ||
今日の伐倒は一人二本だけでした。次回もありますので、今日やったこと言われた事を忘れず、お楽しみに。
目立てはちょっと習ったからといってすぐにはうまくなりません。チェーンソーを使うたびに目立てをして、その切れ味を確かめてください。切れ味の違いが判るようになるとチェーンソーの使い方もうまくなってゆきます。
次回は、最終回「伐倒」「枝払い」「集材」です。