ながおか森林塾 実践コース
三日目 2010.11.06
「ながおか森林塾」実践コースの三日目です。
春の「入門コース」も含め今回が今年の最終回になります。
今回も写真たっぷりでお知らせします。受講生の皆さん、失礼なコメントがありましてもお許しください。
今日の講座内容は
「集材体験」 簡易集材器を使って、伐った木を集めます。
「伐倒」 前回に続き、正確な伐倒と掛かり木の処理を行います。
「枝払い」 安全で楽な枝の払い方です。
9時00分 いつもどおり現地へ集合 |
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本日のスケジュールを説明後、林内へ。 |
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9時15分 集材体験 |
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伐った木をそのまま放置してしまうのはもったいない。何かに使いたいものですが、何に使うにもまずは一箇所に集めなくては。林業関係者にはおなじみの「ひっぱりだこ」と言う名の簡易集材器で集めてみます。 |
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運転はクラッチとアクセルの二つのレバーだけ。 |
運転者はワイヤー担当を、ワイヤー担当は運転者をそれぞれよく見ましょう。あらかじめ合図を決めておきます。 |
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トビを使って途中の障害物をよけます。 |
滑車の位置などを工夫することで、より楽に集材できます。 |
10時00分 Aチームは丸太を使って前回の復習、Bチームは上の林分で掛かり木処理 |
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ワンタッチラダーでロープをかけます。 |
滑車をかませて横から引きます。 |
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掛かり木を作りツルを小さくしたらトビでヨイショ |
ツルはこんな形に残りました。 |
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こんな高い位置で伐ってはいけません。後の作業が危険です。 |
ツルをどれくらい残すか、チョークで印をしておくのもよい方法です。 |
11時00分 Aチームが上の林分へ合流 |
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しっかりと受け口の方向を見定めます。 |
さらに確認。しつこいくらいに確認することで、後の作業が楽になります。 |
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水平と斜めが合わなかったので、修正します。削る様なイメージで。 |
追い口を入れる前にもう一度確認。受け口を修正した後は向きが狂っていることがあります。 |
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追い口も水平に。 |
ツルがどれくらい残っているか反対側もしっかり見て確認します。 |
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木が倒れるのは重心が変わるから。重心を移動させるには矢を使ったりロープで引いたりしますが、今回は押し倒し。 |
掛かり木の完成。なんとなく林内が明るくなりましたね。 |
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ツルを小さくして掛かり木を外します。 |
トビでヨイショ。くるり。バタン。それほど簡単ではありません。 |
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きれいに狙ったところへ倒れましたね。 |
13時00分 午後の部スタート。午前中の続きです。 |
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きれいに水平が出ていますね。 |
反対側のツルも目で見て確認します。 |
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押し倒し。 |
一人で駄目なら助っ人登場。 |
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大汗かきました。 |
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アッチコッチから見て方向を決めます。 |
受け口を作った後にももう一度確かめましょう。受け口の大きさに苦労の後がうかがえます。 |
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掛かり木を作ったけれど、トビを入れる隙間がありませんでした。 |
うまく回るか! |
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上下の切り口が当たってうまくまわせないことがあります。邪魔な部分を取り除いてやります。 |
枝の絡み具合などで、うまく回らないことがあります。反対側へ回してみるのも良い方法です。 |
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掛かり木のままツルが切れて地面へ刺さってしまいました。 |
トビや棒で元を移動させます。斜面の上へ倒したときは比較的容易に行きますが、下へ倒した時は、なかなか難儀をします。 |
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戦いすんで、ホッと一息。 |
こちらはまだ思案中。どおしたもんかいのお〜。 |
15時15分 枝払い |
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チェンソーを木に預けて、滑らすように。 |
こちら側は体に預けて。 |
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「実践コース」と言うより、今年の「ながおか森林塾」の最終回でした。
怪我や事故もなく終えられたことに感謝いたします。
受講生の皆さんには何かをつかんでいただけたでしょうか?私たちは受講生やこのページをごらんの皆さんに何かを伝えることが出来たでしょうか?
来年も「ながおか森林塾」開催します。
さらにパワーアップして開催できるよう私たちもスキルアップをしてゆきたいと思います。